Research
多くの医薬品が人工的に創られている現在、種々の化学反応が必要であり、より効率的、選択的で環境にやさしい反応の開発が望まれています。 我々の教室ではこれらを視野に入れ、新規反応の開発と反応機構の解明に焦点をあて、触媒反応、不斉反応を中心に次のようなテーマで研究を行ってきました。
セリノール誘導体のジアステレオ選択的不斉非対称化反応の開発と応用
光学活性tert-ブタンスルフィンアミドを不斉源とするグリオキシル酸へのジアステレオ選択的アミドアリル化反応
ジヒドロキシアセトンを用いたPetasis反応の反応経路
N-ヒドロキシアミン類の使用により活性化されたPetasis反応
ペントースとフェニルボロン酸類とのPetasis反応
アミンのα位へのジアステレオ選択的ホウ素化反応
マンニッヒ型反応を利用した2,2-ジ置換インドリン-3-オンの新規合成法の開発と、天然物の合成への応用
新規スルホニウム反応剤を用いたインターラプテッドプメラー反応の開発
高効率的環形成反応を基盤とする、アルカロイドの合成研究
新規不斉ペタシス反応の開発
ロジウム(II)触媒を用いたN-HおよびC-Hアミノ化反応の開発
新規アライン前駆体の創出を基盤とする反応開発